鹿児島県産婦人科医会

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先天性風疹症候群の発生Zeroにむけて

2016年03月18日

2012-2013年にかけて風疹の大流行時に本邦では45名の先天性風疹症候群の児(例年ほぼゼロ)が誕生し、いまだに日本では風疹の流行は国全体として抑制できておりません。 最大の予防策が予防接種ですが、いまだ予防接種率の低さが目立っています。 鹿児島県では、「風疹抗体価32倍以上」の割合は、2005年74.3%。その後、09年に7割を切り、14年には60.5%となっております。 そこで日本産婦人科医会より、添付の通り、改めて先天性風疹症候群児の発生予防のために会員への周知文書が届きました。 先天性風疹症候群の発生Zeroにむけて なお、鹿児島県と鹿児島市では、妊娠希望の女性と配偶者、同居者らに無料の抗体検査を実施しております。 風しん抗体検査を実施しています(鹿児島県) また、厚生労働省では、「風しん」のさらなる予防啓発を目的として、TBSテレビのドラマ「コウノドリ」とタイアップ企画を実施しております。 【啓発リーフレットを作成しました】 ドラマ「コウノドリ」のコンセプトは、出産を通じて命の大切さや、病気や障害に向き合うことの意義を知り、家族で向き合うことの重要性を広く伝えることです。 このタイアップ企画の一環として、風しんの予防接種への関心を高めるためのリーフレットを作成しました。リーフレットには、生まれてくる赤ちゃんを風しんから守るための予防接種の必要性を記載しています。 TBSドラマ「コウノドリ」と厚生労働省がタイアップ 各医療機関におかれましては、改めて、妊娠を計画している女性の周囲(家庭・職域)などにワクチン接種を強く啓発して頂きますようよろしくお願い致します。

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