【重要】産婦人科診療における標準感染予防策スタンダード・プリコーション
2020年04月23日
新型コロナウイルス感染症が増加する中、産婦人科診療においても十分な予防策を講じる必要が出てきております。
現在、我が国における PCR の実施件数は少なく、全ての施設でユニバーサル検査を導入することは困難です。
また、PCR 検査をすべての妊婦に施行した場合には、陰性であれば、自施設で妊婦の健診や分娩を行う上での安全性は高まります。一方、陽性が出た場合には、症状のない軽症感染妊産婦を受け入れてくれる周産期施設が、各地域で確実に確保されているとは言えません。
現在、取り得る最も重要な対策は、ある一定の確率で、無症状でも感染している妊婦がいることを考えて、自分たちが感染防御を徹底して行うことが重要です。
日本産婦人科医会より、通常診療において、濃厚接触者にならないための標準感染予防策(スタンダード・プリコーション)が作成されましたので、下記にて掲載します。
各医療機関におかれましては、必ずご確認をお願いします。
産婦人科診療における標準感染予防策スタンダード・プリコーション