ブックタイトル鹿児島県産婦人科医会会報Vol1

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概要

鹿児島県産婦人科医会会報Vol1

- 134 -編集後記常任理事 古 謝 将一郎 有馬新執行部が発足して2年経過いたしました。産婦人科医療を取り巻く環境は、年々厳しさを増してきておりますが、会員一丸となって有馬執行部を盛り上げていけるよう努力していきたいです。 有馬会長に巻頭言をいただきました。急激に出生数が減少しており、今後は年間80万程度で推移し、その後は緩やかに減少していくようです。産婦人科の厳しい状況の打開策として高齢女性の管理を含めた医療にも目を向けていかなければならない時代になってきたようです。 堂地勉前教授におかれましては、H16年5月1日に鹿児島大学産科婦人科学教室教授に就任され、H28 28 年3月31日に退官されるまで、長きにわたり研究、教育、臨床と多くの業績を残されてきました。本当にご指導、ありがとうございました。 H28 28 年4月より新しく小林裕明教授が就任されました。いろいろと医会活動にもご助言をいただければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 H28 28 年は鹿児島県産婦人科医会の発展に大きくご尽力くださった柿木成也先生、中村俊一先生のお二方がお亡くなりなりました。先生方の残された業績の大きさには驚くばかりです。私たち会員も先生方の意志をしっかりと引き継ぐべく、医会の発展のために努力してまいります。どうぞ安らかにお眠りください。合掌。 H28 28 年4月に診療報酬の改定があり産婦人科領域では、帝王切開の点数が上がったことと薬物放出子宮内システム(ミレーナ)処置に点数がついたことが主な改正点でしたが、細かな改正点もあるようです。特に平成24年の審査より始まった突合・縦覧審査には注意を払いながら日常診療にあたりたいです。 H28 28 年6月には恒例の「女性のための健康講座」が開催されました。今回は小林教授から「婦人科がんの予防」に関する新たな知見など紹介され、大変な盛況でありました。 今年度から新しく、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援事業がスタートします。最初は不慣れな点も多々あろうかと思いますが、会員の先生方、ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。 もう一つの事業で日本母体救命システム(J-CIMELS)におけるインストラクター養成事業がスタートします。鹿児島県における産科救急救命の領域を発展させていくためにも、たくさんの先生方のインストラクターコースへの参加をお願いしたいです。 妊婦健康診査在り方検討会で重要な3つのテーマ(NSTへの補助、新生児聴覚スクリーニング検査に対する公的助成、エジンバラ産後うつ病診断への助成)に関しH26 26 年度から検討されてきましたが、新生児聴覚スクリーニング検査は、H29年度から一部の地域を除いて公的補助がなされることが決定されたようです。 H29年1月にはブロック研修会が開催され、新生児聴覚スクリーニング検査の重要性が改めて強調されました。同じく妊娠期からはじめるメンタル評価とケアのテーマで講演があり、妊娠・産褥期におけるメンタルケアは産婦人科・精神科と行政が共同して対応していかねばならない重要課題であろうと思われました。 H28 28 年1月にH27年度「市町村と医師会、鹿児島大学病院との意見交換会」が「地域医療の産科の現状について」をテーマに関係7団体から地方における産科医不足の現状が報告されました。 地方における産科の現状は「厳しい」を通り編集後記